歯科治療の新たなトレンド!インプラントのメリット・デメリットについて
健康な歯に悪影響を与えない
インプラントでは、周りの歯を支えにせずに独立した治療が可能なため、残っている健康的な歯の負担を減らして治療を進めることができます。
自分の歯を失ってしまったときの対処法としては入れ歯やブリッジなどもありますが、それらを選択した場合には、金具がしっかりとはまるように両隣の歯を削るなど、治療の過程で残っている歯を削らなければなりません。その点、インプラントは健康的な歯はそのままに、失ってしまった歯を治療することができる治療法としておすすめです。
噛む力が強く食事を楽しめる
インプラントは、自分の歯とほぼ同じくらいの力で強く噛めます。そのため、違和感もなく食事を楽しめる治療法です。
失った歯の代わりとして多くの人が装着が簡単な入れ歯を採用していますが、入れ歯はしっかりと噛むことができないという大きなデメリットがあります。食事のときに噛みにくくなったり、熱いものを食べたり飲んだりしにくくなると感じる人も少なくありません。歯を気にせずに食事をきちんと楽しみたいという人には、入れ歯よりもインプラントをおすすめします。
治療後はインプラントのメンテナンスが必須
インプラントは定期的にメンテナンスをしなくてはいけません。メンテナンスをしなかった場合、インプラント周囲炎という歯周病のような病気になることもあります。
インプラントの特徴として、骨と結合するのが容易でも粘膜とは結合しにくい点が挙げられます。また、感染に弱いため、インプラント治療後は定期的に歯科医院に通い、インプラントの定着状態やかぶせ物や噛み合わせの状態など健康状態をチェックするようにしましょう。