インプラントの寿命を延ばすためにやるべきこととは？
インプラント周囲炎を防ぐ
インプラントのメンテナンスを怠ると、周囲に歯垢が溜まりやすくなり、その中でさまざまな細菌が増殖します。そして、インプラントの周囲組織が細菌に感染するインプラント周囲炎が引き起こされるのです。インプラント周囲炎の症状が進むと、歯肉の退縮や人工歯根の露出が始まり、インプラントの脱落が起こります。
インプラントを安全に長く使うためには、インプラント周囲炎にならないよう日常的にメンテナンスをしっかりと行うことが重要です。
セルフケアで口内を清潔に保つ
インプラントを行ったら、セルフケアで口内を清潔に保たなくてはいけません。インプラントは、歯に歯茎がくっ付いている状態の天然歯と比べて、人工歯と歯茎間に隙間が空きやすく、そこに汚れがたまってしまいます。そのため、天然歯以上にしっかりとセルフケアを行う必要があるでしょう。
毎日のブラッシングが大変重要であり、セルフケアと並行して定期的に検診を行い正しく磨けているか、歯科衛生士による歯磨き指導を受けることも大切です。
小まめにプラークを除去する
インプラントには、天然歯のように虫歯になる心配はありませんが、歯周病と似た症状がでるインプラント周囲炎への対策が必要です。インプラント周囲炎を防ぐためには、インプラントの周囲を清潔に保つことを心がけましょう。
インプラントに発生する細菌は、フィクスチャーとアバットメントの接合部にたまりやすく、歯ブラシが届かないような場所で細菌が増殖しています。毎日きちんと歯磨きをしれ、プラークコントロールを心がけてくださいね。
