インプラントの手術の流れを事前に理解しておく重要性とは
インプラントの手術は食事に大きな影響を与える
インプラントの手術をした後でも食事をすることは可能です。しかし、口の中を手術しているためしばらくは普段通りの食事を行うことは不可能です。インプラントの手術後には、噛まなくていいもの、そして栄養を摂取できるものを食べるようにしなくてはいけません。
手術後に食べなければ栄養不足に陥ってしまうため、栄養が取れるものを食べることが最重要です。例えば、ヨーグルトやお粥、栄養剤となるゼリーなどの食事が当てはまります。
手術の流れが分かると治療の期間や通院回数を計算しやすくなる
インプラントの治療期間は3ヵ月から1年が目安です。長い期間を費やするため、手術の流れを理解して、明確な期間や通院回数を把握しておくこと必要があります。
カウンセリング・検査からインプラント埋入手術、治癒期間を挟み、最終的なインプラント人工歯を装着するために型取り、そしてインプラント装着というのが一連の流れです。インプラント人工歯を装着した後も、インプラント周囲炎予防のため、定期的にメンテナンスを受けなくてはいけません。
インプラントが定着するための初期固定期間とは
インプラント手術をした直後は、顎の骨にインプラントが定着するための初期固定期間があります。期間は2～3日程度で、激しい運動を控えることが大切です。運動をすると体が温まって血流が良くなり、出血や腫れの原因になったり、また、運動をして疲れることで抵抗力が弱くなったりするためです。
そのほか、この期間中には飲酒や入浴、過度な歯磨きなども止められています。できるだけ免疫力を高めるために安静にして過ごすことが大切です。
